副業の内容はそれぞれの目的に応じて検討するのもあり
副業を行う目的というのは、人それぞれだと思います。
これから複業を行おうと思っている方は、何をすればよいか悩んでいるかもしれません。
ですが、目的によって副業の方向性もある程度固まってくるのではないでしょうか。
収入を目的とするのか、自己実現を目的とするのか
副業はボランティアではありません。
当然、収入はないよりはあったほうが良いでしょう。
ですが、副業の主目的が収入にあるかどうかは大きなポイントになると思います。
自分の趣味や興味を活用したい。
成長の糧にしたい。
そのような目的で副業を検討することもあるでしょう。
そのような自己実現を目的としている場合、
副業の内容は比較的スムーズに固まるのではないでしょうか。
一方で、収入を目的としている場合はどうでしょう。
その場合は、どの程度の時間やエネルギーを費やすことができるかが一つの基準になります。
その上で、目指すべき収入額とのバランスで副業の内容を考えていくことが多いと思います。
気をつけるべき点として、投入できるエネルギーは計画と現実で異なることです。
副業選択の際には、合理的に判断をしているのかもしれません。
ですが、実際に副業をする際には興味や関心がないと、エネルギーを注ぐのが大変になってきます。
もし、本業も副業も収入だけが基準だった場合には、相当のストレスがかかるかもしれません。
やはり、ある程度興味という観点を加えることが良いと思います。
特殊性を武器にするのか、一般性を武器にするのか
副業の内容によっては、すでに情報が溢れかえっているものもあります。
一方で、ある程度ニッチで特殊な内容のものもあります。
そういったものについては、情報も足りないので、自分で道を切り開くという難しさがあります。
反対に、既に一般的なものに関しては、市場が飽和しており競争が激しいといえます。
もし、何かやりたいものがあるとして、その内容がどちらに当てはまるかは考えるようにしましょう。
それに応じて、超えるべきハードルが見えてきます。
また、副業に際して資格というものが必要になる場合もあります。
その際は、資格取得に向けた課題についても、あらかじめ考えておきましょう。
新たに資格取得するならば、その準備に必要な時間とお金、エネルギーが捻出可能かも判断が必要です。
本業との親和性を考えるのかどうか
副業というからには、本業があるはずです。
その本業との親和性をどの程度考えるかも判断基準になります。
この親和性を意識する場合の注意したほうが良いことが2点あります。
まず、本業のほうで副業に活用して良いものかどうかの検討です。
いわゆる同業的なものを副業にすることは制限されていることもあります。
また、本業では当たり前と考えていて価値がないと思うことを活用できないか意識することです。
業界やその企業では当たり前だから、自分では市場価値がないと思っていることでも
周りからの評価は全く異なることもあります。
少なくても、全く親和性のないものを行うというのはハードルが高いと意識しておきましょう。