環境を活かす

全国ニュースで、今夜は北海道が大荒れだと伝えていました。
一方、ローカルニュースではその話題に加えて、
星野リゾートトマムのアイスヴィレッジが正式オープンを取り上げていました。
寒さや雪という環境を上手く活かしているようです。
この考え方は色々応用が効くのではないでしょうか。

マイナスをプラスに

北海道は寒い冬があるのは当たり前です。
当然寒いのだから、雪もふります。

ですが、ドカ雪の日の早朝にはそんな当たり前はどこかに飛んでいきます。
雪がとても迷惑な存在だと感じてしまいます。
恨み言の一つも言いたくなりながら、時間と体力を消費して除雪に励むのです。
ちなみに札幌市では200億以上の予算を雪対策予算として計上しています。
そう考えると雪は厄介者だと言えるのかもしれません。

ですが、雪があるおかげでウインタースポーツを手軽に楽しむことができます。
午前中にスキーをして午後から仕事ということも容易に行うことが可能です。

さらに、雪のおかげで北海道には多くの観光客が来ます。
日本人だけでなく外国人にもスキーリゾート地として北海道は有名になっています。
札幌においても、札幌雪まつりは冬の風物詩となっています。
北海道の観光業を盛り上げるために必要不可欠となっています。

マイナスだと思うものでも、考え方を変えることで
プラスにすることが環境を活かすということではないでしょうか。

身近なところでも

このようなマイナスをプラスに転換するということは
身のまわりでもあるのではないでしょうか。

例えば、リモートワークではなく出社を求められている会社員の方がいるとして、
確かにリモートワークで時間の有効活用ができるなどのメリットはありますが、
直接通勤をするからこそ、日々ある程度の運動を継続的に実施できるともいえます。

わたしはリモートワーク生活も3年になりました。
その間の体重増加は目を背けたくなるものです。
通勤による毎日の歩くという習慣がなくなったことがその要因だと思っています。
(節制していないことが問題なのは置いておいて)

大抵の場合、メリットがあればデメリットもあるものです。
それは個人の環境についても同じではないでしょうか。

柔軟な発想を大事に

つい、デメリットに目が向いてしまうというのは仕方ないことかもしれません。
わたしも同様です。
ですが、その際にメリットを見つけ出すことができるかどうかがポイントです。
もしメリットを見つけることができれば、環境を活かすことができるでしょう。
その際の鍵となるのは柔軟な発想だと思います。

わたしは加齢のせいか生まれつきか、頭が固いと自覚しています。
だからこそ、意識して考え方を変化させようとしています。