見直しはタイミングが大事

仕事でもプライベートでも、ものごとを見直すことがあるでしょう。
見直しは必要なことだとは思いますが、タイミングを図ることが大事ではないでしょうか。

見直しは公私や大小問わず色々

庭を眺めていて、庭木の剪定をどうしようかと頭に浮かびました。
昨年、剪定を自分で行ってみたのです。
その時は良いと思ったのですが、実際に葉が増えた状態で眺めると、
もう少し、整理しても良かったかなと。

また、仕事でも、業務引き継ぎを受けていて、使用するファイルが使いにくいなと思いました。
何となく見ずらい感じがするのと、シートが多すぎる印象がありました。
なるべくシンプルな構成にしたいかなと。

これらはまったく関連性がない事象ではあります。
けれども、現状に何かの気づきがあり改善を検討するというプロセスは一緒です。
このような見直しというのは、仕事だけに限ったことではありません。
普段の生活の中でも、色々とあるのではないでしょうか。

頭に思いついた見直しのタネを、どのように処理していけばよいのでしょうか。

即行動できることは美点だが

見直しの意義は、現状を改善することにあると思います。
そう考えると、なにか気がついたらすぐに見直しをするというのは素晴らしいことでしょう。

頭に思いついた気づきを、新鮮なうちに検討することには次のようなメリットがあると思います。
・新鮮なうちに対応することで、スピード感を持って処理を進めることができる。
・早く対応したほうが、効果も早くえることができる。

トヨタ式カイゼンなどは、社会人の方であれば一度は学んだことがあるのではないでしょうか。
小さなことでも、どんどん取り組みを進めることで、より良い環境ができるでしょう。

そのような即断即決で行動を進めていければ、すばらしいと思います。
しかし、私にはなかなかできない難しいところです。
優柔不断で慎重な性格とも言えるし、面倒くさがりとも言えます。

タイミングを見て見直しをする

実際に、私は少し思ったことを寝かせてみるようにしています。
寝かせる(熟成させる)というのは、思ったことをメモとして記録はしつつ様子を見ることです。

これは、手当たり次第に取り組むのではなくポイントを絞るための手段になります。
限られた時間とエネルギーを有効活用して省力化するためには効果的です。

寝かせている間、メモを見直すことで新たなアイデアがでたりもします。
また、見直しのタイミングも見えてきます。
例えば、手の空く時期を有効活用するとか、一番効果的な時期に実施するなど
一呼吸おくことで、見えてくるものもあるのではないでしょうか。