保険はあくまでも保険

色々なところで保険が存在しています。
いざというときに保険があって良かったとなるかもしれません。
ですが、保険との付き合い方は計画的にするほうが良いと思います。

大抵のことに保険がある

保険というものは、とても範囲が広いと最近実感しています。
高校生くらいまでは、怪我をしたときに補償するものというくらいの認識しかありませんでした。
それが、大学生、社会人と環境が変化していくと色々な保険があるとしりました。
医療保険、損害保険、自動車保険、火災保険、地震保険、介護保険…きりがありません。

また、税理士という職務を行う上での保険も存在しています。
これは税理士受験生時代は知りませんでした。
税理士登録をするときに初めて、そのような保険もあるのだなと思ったところです。
自分が知らないだけで、世の中の大抵のものごとに対して保険は存在するのではと感じます。

保険の意義って何なのか

いざというときの補償というのは、たしかに魅力があるのかもしれません。
安心を得たい気持ちは当然でしょう。

ですが、保険というのはいざというときの補償のために投資が必要です。
それは、何もなくても必要なものです。
そのような保険の意義は何なのでしょう。
あらためて整理しておこうと思います。

保険とは、いざという時に自助努力だけでは耐えれないリスクに対して、
一定のコストを投入することでリスクを低減するものだと思います。

そうなるとリスクの発生可能性とその影響を冷静に判断することが必要です。
保険は他者から勧誘(営業)を受けることも多いでしょうが、自分で考える事が大事です。
また、公助についても理解した上でリスクを判定する必要があります。
そういった部分については、自ら情報収集を行うことが望ましいでしょう。

保険貧乏に注意しよう

冷静にリスクを分析することで、効果的な保険との付き合い方も見えてくると思います。
環境の変化に応じて、リスクも変化しますので定期的に振り返りを行うことをオススメします。

安心を求めて保険を手厚くしているつもりでも、不要なコストになっている可能性があります。
保険は定期的な支出ですので、目立たないかもしれませんが影響は大きいです。

会社員の方ですと年末調整時期に自分の加入している保険について振り返る機会があると思います。
惰性で年末調整の処理だけを行うのではなく、生活環境の再確認をしてもらえればよいのではないでしょうか。