視点を変化させると評価や行動が変わる

遅ればせながら今シーズンの初滑りに行ってきました。
自宅から一番近いスキー場までは車で30分ほどです。
改めて札幌という土地の魅力を感じました。

視点が変わると評価も変わる

自分は札幌での生活が長く、近距離にスキー場があるのは普通だと思って過ごしていました。
おそらく札幌市内では同じような条件のエリアは相当広いと思います。
スキー場の隣に住宅街というのも珍しくないので。

また、スキーは昨シーズンから始めたということもあり、元々は関心もありませんでした。
無関心というのは言葉の通り心に関わってこないことであり、長所でも短所でもないのです。
地図上スキー場があるというだけで自分の生活には影響を及ぼしていない状態でした。

ところが、ふとしたきっかけでスキーに取り組むことになると
天候をみて急に思い立ってからでも行くことができるという環境の良さに気づきはじめました。

朝から天気が良いときに、仕事を午前中フル稼働で片付けて向かうことも可能です。
会社員でも午前中だけでも休暇が取れるのなら、軽くひと滑りしてから出勤したりとか。
すごい贅沢な環境が目の前にあるのではないかと今は思います。
例えば首都圏でスノースポーツをする人から見ると、別世界の楽園に映るかもしれません。
(そのかわり雪が当たり前の生活に慣れる必要はありますが。)

対象の街自体は変化していないのに、視点が変化することで評価は変わるのです。

人の感情や行動も視点の変化で変えられる

場所やモノについての評価と同様に、人の感情や行動も視点によって変化すると思います。
自分の感情や行動も視点を切り替えることで変化するものです。

例えば、アンガーマネジメントの観点で考えてみましょう。
自分は短気なところがあるというのが気になり、アンガーマネジメントの書籍などで
勉強をしたことがあります。

ちょっとしたことで感情的になってしない行動が乱暴になった場合を想像しましょう。
後で冷静になってから自己嫌悪してしまうことがありました。
アンガーマネジメントの考え方では、自分がその感情的になる起因の事象に対する捉え方を変えることで、感情や行動を変化させることが可能なのです。

同じ自分でも視点を変化させることで、より良い方向へ変化させることができます。
日頃から自分のことを客観視する機会を持つようにしたいと思っています。
(その場の感情だけではなく、ちょっと冷静になるように。)

自分で選択して、自分らしく進もう

異なる視点をもつことの意義がこれまでに書いてきました。
異なる視点の代表として第三者の視点というのがあります。
第三者の視点というのは、自分とは全く異なるもので大切にしたほうが良いという話は一般的です。

自分は、異なる視点は結局の所、自分の中で作り出していくものだと考えています。
第三者の視点を参考にする程度なら効果的でしょうが、委ねすぎるのはやめたほうが良いと思います。
最終的な判断は自分が行うことで、自分の新たな視点になるのかなと。

自分で選択した上で、行動をすることで自分らしさが出てくるのではないでしょうか。