自分の意見を持つようにしよう

日々の生活において、物事を選択する機会は必ずあります。
これは、仕事でもプライベートでも同様です。

この選択を自分の意志で行うことがとても重要だと思います。
自分の人生を人任せにするのは、もったいないことではないでしょうか。

日頃から自分の意見を持つように意識することは、良いトレーニングになります。
自分の意志で、選択する人間を目指したいものです。

人任せにするのは楽だけど

人は、一日の中で、大小様々な選択を行いながら過ごしています。
その判断基準は大きく分けると2つになるのかなと感じています。
つまり、自分の意思に基づくものと、そうでないものです。

更に、自分の意志で行う判断の根拠も2つに分かれるのではないでしょうか。
自分の意見に基づく場合と他人の意見に基づく場合です。

「○○さんに任せます。」
「特に希望はありません。」
「何でも良いです。」
「適当にみつくろって。」

これらの言葉をつい使っていないでしょうか。
自分もそうですが、少し考え直す必要があるでしょう。

確かに、人任せにして、考えることを放棄すれば、楽なのかもしれません。
また、その結果が、自分の期待しなかった際にも、責任転嫁しやすい部分もあります。

ですが、結局その結果は自分自身に帰ってくることに変わりはないのです。
誰も責任をとってはくれないでしょう。

反論せず、黙っているのはYESと同じ

仕事の場面では特に、他の誰かの主張に対し反論しにくい場合もあるでしょう。
残念ながら、会議の場面では「声の大きな人」の意見が通りやすいこともあります。
余計な反論をして、波風を立てるのはちょっとという気持ちも理解できます。

しかし、声を出さずに黙っているというのは、同意しているのと同じことになります。
その時、意見を出さなかったのに後から愚痴をこぼしても仕方ないのです。

このことは、私が社会人になったとき最初の上司に言われたことです。
だから、まずは自分の意見を持って表現しなければならないと。

もし、自分の意見が根本的におかしいのであれば、周りから指摘されることで気づくことができます。
表現しなければ、誰にも理解はされないとアドバイスされて、とても印象に残っています。

確かに、出る杭は打たれるかもしれません。
ですが、色々あったとしても、自分の意思を表したほうがスッキリすると思います。

普段からの練習が大事

いきなり、会議の場面で自分の意見を発表するのは、難しいと感じるかもしれません。
そういうときには、もっと簡単な場面で練習することで、経験をつみましょう。

最初に述べたとおり、毎日の中では選択する場面はたくさんあります。
そのときに、自分の意見をもつように意識してみてはどうでしょうか。

例えば、昼食に何を食べるのか、飲み物は何を飲むのかといった小さなことから始めましょう。
何となくではなく、自分の気持ちを確認しながら行動するのが大切です。

徐々にでも自分の意見を持つこと、それを表現することができるようになるのではないでしょうか。
本当に重要な決断をすべき時に、逃げない自分になるために努力しましょう。