薪ストーブ導入後の気持ちの変化(薪への執着心)

薪ストーブのある生活も数年が経ちました。
その中で、自分の心境にも大きな変化がありました。
それは、薪ストーブの燃料である薪に対する執着心です。

薪棚が満たされないと不安になる

当たり前ですが、薪ストーブは薪がないと使えません。
そして薪は、灯油やガスと違い事前に準備しておく必要があります。
急に調達しようと思っても、なかなかできません。
(薪は乾燥というプロセスが必要であり、購入元でも在庫に限りがあるため)

冬の利用シーズンが始まる前に、薪の確保が必要です。
そのために、シーズンオフである春~秋で薪の準備をするようにしています。
自宅の薪棚に薪が埋まって、やっと安心できるようになります。

シーズン中は日々少しずつ薪が減っていきます。
事前に十分な量を確保したはずなのですが、春まで大丈夫かと不安になったりもします。

薪の量に振り回されてしまうというのは、既に薪ストーブを導入していた方から話では聞いていました。
実際に自分も薪ストーブユーザになって、実感できたものではあります。
薪の確保ということが、いつでも頭の片隅にあるような感じです。

公園の伐採木が気になる

公園を散歩していると、伐採木に非常に目がつくようになりました。
とはいっても、直接その伐採木をどうにかしようというわけではないのです。
(中には、積極的に声をかけたりして調達している方もいるようです。)
それでも、気になってしまうのは頭に薪のことがあるからなのかもしれません。

また、倒木があるのを見ると、薪にしたらどれだけの量が確保できるかと想像したりもします。
そんな自分は少し毒されているのかもしれません。

建築中の住宅現場が目につく

また、建築中の住宅現場が目につくようになったのも、薪ストーブ導入後です。
普通に車を走らせていても、なぜか目に入ってきます。

これは、自宅を建築していたときの経験が影響しているのでしょう。
建築端材は焚き付けに利用できるということで、現場で破棄せずに確保してもらっていました。
もちろん、すべての端材が利用可能というわけではないです。
合板や薬剤がついているものは、利用できません。
確保してもらった端材を自分で切断して焚付材にしていました。

この経験から、住宅現場を見ると端材が入手できないかと気になってしまいます。
実際に、休憩中の現場監督さんにお願いをして、頂いたこともあります。
そのような成功体験があるから、一層気になるのかもしれません。