リモートワーク生活で「体が資本」を痛感

「体が資本」というのは、よく聞く言葉だと思います。
これまで、この言葉の重みを深く考えていませんでした。
しかし、リモートワーク生活を通じて「体が資本」を痛感するようになりました。

「体が資本」という言葉の重み

私は大学入学と同時に親元を離れ、ひとり暮らしを始めました。
帰省した際、父からよく言われていたことがあります。
それが「体が資本だから、健康に気を使うように。」ということでした。

大学時代であれば、夜遊びで生活リズムも崩れたりします。
そのため、それに対するアドバイスかなくらいに思っていました。

ですが、社会人になっても同じアドバイスは続きました。
そして歳を重ね、家族を持った今現在でもそのアドバイスは変わりません。

確かに健康は大事なものだとはわかっています。
ですが、それなりに自信もあったため軽く考えがちでした。

リモートワークが最後のひと押しをしたかもしれない

学生時代、体育会系で日々体を動かしていたのは遠い昔です。
年齢とともに、徐々に運動習慣は失われていきました。
それと比例して、体重が徐々に増加していきました。
ついには、メタボ予備軍入りをしてしまったのです。

健康について真剣に考える必要がでてきたのです。
どこか、自分に対して甘えがあったのは間違いありません。
「体が資本」の意味を痛感しました。

振り返ると、特にいくつかの転機がありました。
まず、仕事の業務内容に関して、営業系から財務系に異動したことがあります。
これまで、営業先に外出する日々だったのが、一日中デスクに張り付くようになりました。
単純に活動量が低下するだけでなく、生活の変化によるストレスが暴飲暴食につながりました。

そして、コロナ禍でのリモートワークです。
仕事の効率化という観点では、非常に良い取り組みだというのは今でも考えは変わりません。
ですが、効率化できた部分もある一方で通勤という習慣がなくなった弊害も出てきました。
通勤時の徒歩移動という、最低限の運動すらなくなってしまったのです。
基本的に自宅内で生活が完結してしまう日々が、体重増加の決定打になりました。

効率化できた時間の活用が甘かった

リモートワークで通勤時間がなくなり、業務も効率化できたはずです。
問題だったのは、効率化により得た時間の使い方にありました。
相当の時間を健康管理のために費やすべきだったと反省しています。

生活を充実させるためには、健康であることは大事な要素だと思います。
健康というのは数値上だけのことではなく、精神的なものも含めてです。
体重増加という事実自体が、ストレスに感じている現状を打破する必要が出てきました。
そのために少し生活習慣を変化させようと思います。

リモートワークの普及で同じような悩みを持つ方はいるのではないでしょうか。
「体が資本」を胸に刻み、健康管理にも時間とエネルギーを活用していければと思います。