悪天候を気にしなくて済むのがリモートワークの利点
今日は朝から吹雪が続いた1日でした。
JRは早々に運休が決定しており、学校も時間短縮という状況でした。
このような日は、出勤する必要がないリモートワークの利点を改めて実感しました。
台風直撃でも出社していた頃
今でこそ、リモートワークの恩恵を受けている自分ですが、昔は当然異なりました。
記憶に残っているのが、2004年の台風18号です。
この台風では、北大構内のポプラ並木も多くが倒れたことから「ポプラ台風」とも呼ばれています。
この日、自分は朝から出社していました。
予め天候が悪いことは当然ニュース等でも報道されていました。
出社しなければならなかった理由というのが、電話番のためでした…
担当内で札幌にいるメンバーが自分一人(自分以外は全員出張!)だったのです。
そんな日に出張というのもどうかと思いましたが、仕方ありません。
(当時は担当で一番下っ端でしたし。)
出張メンバーは、JRは朝から止まっていたので、レンタカーを使って移動していたのです。
(その判断もある意味すごいと思いました。)
当時の職場は、窓から大通公園が望めました。
その日は、目の前で公園の街路樹が倒れる瞬間を見てしまいました。
結局、出張中の上司や先輩の安否確認だけして、早々に退社せよとの指示が。
そのときは、幸い地下鉄が動いていたので、無事に帰宅することができました。
もう少し、仕事のやりようがあるのではないかと呆れたのを覚えています。
(当時の上司も既に退職されているので、もう時効でしょう。)
通勤経路の路線が不通でも出社していた頃
その後、東京への転勤があり、首都圏での通勤地獄を味わうことになります。
田舎育ちの人間には、人混みの度合いが非常につらいものでした。
首都圏は台風だけでなく人身事故による不通がしばしば発生します。
そのようなときでも、代替手段を活用しながら出社することを行っていました。
当時、会社ではリモートワークを導入し始めており、これから推進しようという段階でした。
自分も試験的にしばしば利用することはありました。
しかし、事前の準備が必要なことや打ち合わせは対面が基本だったこともあり、結局出社していたのです。
リモートワークの可能性は感じつつも、一般的になるまでは時間がかかると思っていました。
出社するかは状況に応じて判断できるように
コロナ禍の影響で、会社でのリモートワーク制度は加速的に推進されました。
ありがたいことに、現在はリモートワークを基本として考える環境が整っています。
今日の悪天候においても、普段と何も状況は変わりません。
普通にリモートワークで仕事を行いました。
余計な負荷をかけて出社する必要がなくなったことは、非常に良いと思います。
背景にあると思うのが、対面からオンラインへの変更が共通認識になったことです。
そのため、出社しないことを卑屈に感じる必要がないことは大きいと思います。
また、実際にリモートワークを利用する中で、メリット、デメリットの双方を理解できたのも良かったです。
出社と同様にリモートワークが強制されるのも問題があると考えています。
(個人的にはリモートワークは賛成ですが、デメリットも当然あるので。)
リモートワークを必要に応じて判断できる状況は望ましいのではないでしょうか。
少なくても悪天候の際、リモートワークができることは大きな利点だと思います。