リセットのすすめ
頭の中がごちゃごちゃして、考えがまとまらないときがあります。
そうすると、モヤモヤした気分が続いてしまい精神的に良くありません。
状況を整理し、シンプルな構造に落とし込むというテクニックで解決する場合もあります。
ですが、考えれば考えるほど出口が見えなくなることも。
そういうときには、一旦キレイにリセットしてみるのも手だと思います。
一旦スッキリしてから、改めて取り組むと解決への糸口が見えたりすることがあります。
頭の中がごちゃごちゃするわけ
仕事でもプライベートでも、頭の整理ができていないと感じるときがあります。
自分の場合、どのようなときに考えがまとまらないのか振り返ってみました。
そうすると、共通しているポイントがあることに気が付きました。
「ものごとが中途半端なまま、たまっている」ときです。
中途半端というのは、色々な場合にわかれます。
・ボリュームが多くて把握しきれていない
・どこから手を付ければ良いかわからない
・できればやりたくない
・そもそも何をすべきかわかっていない
そうなると、モタモタしている状況の自分自身に対してもストレスがかかってきます。
理論的な判断だけでは限界があるかも
自分は、頭の中を整理するために、つい理論的に考えようとしてしまいがちです。
(そもそも、理論的に考えること自体が、あまり得意ではないのですが…)
それぞれの場合の対応についても、まとめてみました。
ボリュームが多くて把握しきれていない
一つ一つは小さなことでも、量が増えると把握が困難になります。
更に、時期が重なったりするとなおさらです。
逆に大きなことすぎて、内容を具体化できていない場合も大変です。
全体像を把握することができなくなったりします。
このようなときは、それぞれの作業と締切をまとめて優先順位をつけたり、
内容を具体的に噛み砕き、それぞれをステップに区分したりすることで対応しようとします。
どこから手を付ければ良いかわからない
複数のものごとが、相互に絡み合う状況だったりすることもあります。
または、一つのことであっても、判断に複数の要素がある場合も同様です。
何から手を付けて良いのか、わからなくなってしまいます。
この場合は、関係性を図や表などを用いてまとめたり、
状況を見えるようにわかりやすくすることで対応しようとします。
できればやりたくない
これは大きく2つのケースに分かれるのかと思います。
・必要性は理解しているが、やりたくない
・必要性も理解できないが、やらざるを得ない状況のため、やりたくない
前者の場合、なぜやりたくないのかを突き詰めて考えることで対応しようとします。
代替案はないのかも検討するでしょう。
後者については、やらなければ良いだけともいえます。
ですが、やらざるを得ない状況の背景や意味を考えることになります。
独立している方の場合、このケースは発生しないのかもしれません。
(自分の意思で不要なものを排除できるのは、独立のメリットだと思います。)
ですが、会社員の場合はそうはいかないでしょう。
どこかで折り合いをつける必要があります。
そもそも何をすべきかわかっていない
冗談のように聞こえるかもしれませんが、自分は実際にあったことです。
課題が抽象的すぎて、どうすれば良いかと考えても、堂々巡りになったりします。
この場合、自分だけで解決するのは非常にエネルギーが必要だと思います。
誰かの教えを請うなど、外部の力を活用して対応しようとするでしょう。
いよいよ困ったときはリセットするのもあり
それぞれの場合ごとに、対応方法をある程度思いつくことはできました。
ですが、実際に頭がごちゃごちゃしている時に、冷静に対応していけるかは別問題かなと思います。
それならば、一旦リセットして何もない状態に戻すのも対処方法として、ありだと思います。
頭の中をキレイにした状態で、最初からやり直したほうが良い場合もあります。
「急がば回れ」とことわざにあるくらいです。
効果があるからこそ、後世に伝わっているはずでしょう。
頭の中にあるモヤモヤをとりあえず忘れて、ぐっすり寝てみてはどうでしょう。
案外、それまで思いつかなかった新たな発想が出てくるかもしれません。