会社員は何を複業・副業に検討すれば良いのか
会社員の複業・副業を考える際、何を行えば良いのか悩むこともあるのではないでしょうか。
選択肢についてまとめてみました。
現在の業務や自分のスキル
最初に出てくるのは、ご自身の現在の業務やスキルをベースにすることです。
現状行っていることの提供先を、会社以外に広げるというイメージになります。
まずは、業務やスキルを棚卸ししてみましょう。
本人は大したことはやっていない、スキルと言えるほどではないと考えがちです。
ですが、会社という閉鎖空間にいると、当たり前と考えていることも価値が変化することがあります。
例えば、業種特有のスキルやノウハウは、それだけで価値があるものだと思います。
会社の就業規則に沿った形で、提供先を拡大できないか検討してみてはいかがでしょうか。
趣味など興味があるもの
また、現在の仕事ではなく、趣味などをベースに考えることもできると思います。
これは、女性の方が趣味で行っていた小物作りをベースに商売につなげるような事例もあります。
自分の周りでも、趣味のスポーツでインストラクターとして取り組まれている方もいます。
会社員の複業・副業には、やはりエネルギーが必要となります。
そういう意味で、趣味や興味のあることをベースにするのはありだと思います。
モチベーション維持のためにも良いのではないでしょうか。
資格を取得
他には、資格を基盤にして複業・副業を行うという考え方もあると思います。
この場合、基盤となる資格の取得というステップが入ることになります。
そのため、複業・複業のスタートまでの準備期間が他の場合よりも必要になるでしょう。
この資格を基盤にするという考え方は、補助的なものだと思います。
これまでに述べてきた現状や趣味による複業・副業を強化するような意味合いが強いのではないでしょうか。
つまり、自分のスキルなどを客観的に伝えるものとして、資格を活用するという考え方です。
現在、世の中には資格が溢れかえっています。
資格を基盤に複業・複業を考える場合には、戦略的に資格を選択することが重要です。
やみくもに資格取得に走るのではなく、ご自身にとって資格を取得する意味を明確にして望みましょう。
資格だけで、生活ができるというのは過去の夢物語になってしまったのかもしれません。
どのような資格でも、それ以外の要素が必要ということに自分も異論はありません。
ですが、その一方で資格がなければできない仕事もあるのは事実です。
資格取得に関しては、また別の機会に色々と書きたいなと思っています。
いずれにせよ、複業・副業のために資格を取得する価値があるかを冷静に考えて行動することが大事だと思います。