会社員に複業・副業をオススメする理由

私は会社員の複業・副業について、積極的に検討したほうが良いと考えています。
今日はその理由について書きたいと思います。

会社から必要とされる人材でいるため

複業・副業の検討は、会社を辞める意思がない会社員であっても必要だと考えています。
むしろ、会社に残るために検討すべきではないでしょうか。

近年、大企業を中心に、会社は社員の副業について解禁の方向に動いています。
背景やその理由に関しては以前にも少し触れたことがあります。

副業ではなく複業を目指したい

その中でも今回注目するのは、副業による社員のスキルアップへの期待が会社は持っているということです。
そのような会社の期待に応えるよう努力することは、自分の能力向上に効果があると思います。
結果として、会社から必要とされる人材に近づくことができるかもしれません。

実際に副業を行っている人は、全体からみれば少数派でしょう。
だからこそ、頭一つ抜け出すきっかけになるのではないでしょうか。

会社からこぼれ落ちたときの保険

会社による副業解禁加速化の流れついて、自分は別の感想が出てきます。
確かに優秀な人材確保という理由はあるのかもしれません。
しかし、その先には人員整理を会社側がより積極的に行うのではという懸念があります。

そのようなことが起きたとき、会社はどのようなことを社員に伝えるのでしょうか。
「あらかじめ副業を推進していたのだから、社員は自己解決で自分の身を守れ。」となる可能性も。
これは、少し穿った見解かもしれません。

ですが、人生何があるかわかりません。
もし、会社からこぼれ落ちてしまったときの保険が必要です。
その観点から、複業・副業を検討して良いのではないでしょうか。

自分で自分の人生をコントロールするため

先ほど、人生何が起きるかわからないと書きました。
その中には、会社員をそのまま続けるか、悩ましくなることもあるかもしれません。

そうした時に選択肢として、続けるか辞めるかがあると思います。
その際、辞めるというのはハードルが高いのではないでしょうか。
なぜなら、生活をどうするのかという別の悩みも出てくるからです。

その際も、先に転職先を見つける、貯蓄を頼りにするなどの解決策はあります。
ですが、複業・副業を持っていることで、精神的なハードルが低くなるのではないでしょうか。
そうすると、より自分の心に素直な選択が可能になると思います。

一度きりの人生を、後悔なく過ごすために武器(選択肢)は持っておくべきでしょう。