初めての確定申告税務支援
諸般の事情で、久しぶりの更新になってしまいました。
また頑張りたいと思います。
今回、税理士として初めての確定申告税務支援に参加しました。
事前説明会にも参加していましたが、実際に経験して気づいたこともあります。
備忘の意味も含めて、記録しておこうと思います。
事前準備での疑問
初めての確定申告税務支援だったので、事前説明会にも参加した上でのぞみました。
事前説明会では触れもしない細かな点について、備忘のため記録を残しておきます。
服装
前日になって、ふと気になったことが当日の服装などについてです。
事前説明会でも男性の参加者はほとんどがスーツ姿でした。
(一部ジャケットの方もいましたが、流石にジーンズはいませんでした。)
個人的にはスーツが嫌いではないです。
というかジャケットなどを着こなすほうが個人的にはハードル高いです。
税理士バッチ
服装はスーツで決まったけど、税理士バッチは必要なのかも悩みました。
普段はほとんど使う機会もないので、とりあえず着用することにしました。
ですが、紛失が怖いので簡易の方を使いました。
税理士登録時に案内があり、希望して簡易バッチを購入しておきました。
(正式なものは箱から一度も出していません…)
実際に参加してわかったのは、服装はやはりスーツの方が多いということでした。
自分が参加した日程では、私服の方にはお会いしませんでした。
また、バッチについても着用されている方が多かったです。
だいたい8割くらいの確率でしょうか。
ちなみに税理士証票についてはチェック等はありませんでした。
そもそも本人チェックの場面自体ありませんでした。
当日の支援作業について
当日は、雪の影響も心配だったので予定よりも早めに会場に向かいました。
職員の通用口から税務署に入るのですが、恥ずかしながら初日はプチ迷子になりました。
事前説明会では会場場所のレイアウト図は頂いていました。
ですが、通用口から会場までがよくわからず…
個人的な不安点として、不明点への対応がありました。
初めての経験のため、どうすれば良いかという漠然とした不安です。
事前説明会では、税務職員が近くにいるので確認しながら対応すれば良いとありました。
挨拶の重要性
自分が行ったのは、一緒に参加する税理士の方たちへもフォローのお願いを事前にしました。
業務開始前に一緒に参加する税理士の方たちへ自己紹介を兼ねたご挨拶を行いました。
その際に、素直に自分が初めての参加であることをお話させていただきました。
もしかすると、大都会では通用しない方法なのかもしれません。
ですが、自分から情報開示を行い関係性を深める努力をすることは重要だと思います。
結果として、周囲の税理士の方たちからのサポートを得ることができました。
税務職員よりも、周囲の税理士の方たちのほうが話しやすい印象です。
各税理士がお互いに助け合って支援作業を進めていく雰囲気でした。
備品
また、支援業務を行う座席には全席電卓が準備されていました。
ですが、筆記具については用意はありませんでした。
また、パソコンは一部の座席のみ設置されている状況でした。
税務職員の方からは、配線などのレイアウトの関係で全席準備できないとの説明でした。
個人的にはパソコンは必需品ではないかと思っていました。
実際の支援業務においては、無くても大丈夫という税理士の方もいました。
いずれにせよ、この点は、改善したほうが良いだろうなと感じたところです。
(パソコンを使いたい人が使えない可能性があることは問題だと思うので。)
実際に支援作業を終えて
不安しかない中でのぞんだ確定申告税務支援でした。
ですが、結果として無事に自分の担当日を終えることができました。
勇気を持って自分から話しかけることは大事だと改めて感じたところです。
税理士の方同士で既に顔見知りだったりもするわけですが、こちらにはツテはないわけで。
物怖じせずアタックできたのは、もしかするとこれまでの営業での経験が活きたのかもしれません。
幸い、初日には手の空いた時間で先輩税理士の支援対応を勉強することもできました。
このような場面は、コロナ禍では少なくなっているのが現状です。
有意義な経験になりました。
元々会社員だったため、確定申告には縁遠い自分でした。
住宅ローン控除で右往左往していたのを思い出します。
そのような自分が、税務支援をしていることに不思議な感じがしました。
ですが、この「素人感覚」を大事にしながら税理士として今後も頑張りたいと思いました。